我が家のお盆休みは11日から15日まで。
そのうち、12日から14日まで帰省していました。
私と夫の実家両方に行ってきました。
帰省と言っても夫の両親とは月に1度は会っているので、何ら特別なことはありません。(本心はもっと距離を置きたい。)
夫の母から子供用の浴衣を貰いました。
夫の妹が着ていたものだと思います。
何とも昭和レトロな浴衣。
もう40年前のものになるんじゃないかなぁ。
物持ちの良い義母。
今ではこのような浴衣を着ている人は見かけません。
正直有難いと思えなかった私。
持ち帰った今もタンスに仕舞えずにいます。
(ナフタレン臭が強いのと汚れがあるので洗おうと思って仕舞えないのもある。)
この浴衣を自分の娘に選んでいる時、義母は楽しかっただろうなぁ。
私も娘に浴衣を選んであげたかった。
義母はそんな気持ちを汲み取ってくれるような人ではありません。
昔のものだろうと関係なく「あるのに」買うのはもったいないと言う考えの持ち主。
今はデザインだって可愛くって、着付けだって簡単なものがあるのに。
着せなきゃいいんですけどね。
何も知らない娘は自分の浴衣だって喜んでるんです。
娘が喜んでいるのなら、まぁいいっかと思いつつも、私の心の中は
「着せたくない」気持ちが大きいです。
いつもいつも私は義両親のこういう余計なご厚意が迷惑でなりません。
ひな人形にしろ、浴衣にしろ、何にしろほとんどの物が自分の息子や娘のお古ばかりです。
赤ちゃんのおくるみも、昔、義母が毛糸で編んだものを大切に取ってあったようで(シミ有り)くれたのですが、チクチクして一度も使いませんでした。
夫は考え方が義両親と同じなので、私が何を言っても伝わりません。
私の気持ちを口にすればするほど私が悪者になります。
なので何を言っても無駄だと思って、多少は口にしてしまうけど言わないようにしてます。
結婚してすぐに9年間同居して、思い知ってしまった義実家との感覚の違い。
義母を知る知人に相談したことがあるけど、「優しいお義母さんだよね。」と返されてしまって何も言えませんでした。
世間では「優しい」「良い」義母だと認識されている人なのに、そんな人を慕えていないのは私がおかしいからなのか?変だからなのか?と自分を責めてしまいます。
いつもその押し問答の中にいて苦しんでいます。
だけど、義両親とできるだけ関わりたくない。
長男の嫁だけど、自分の想いは強く持っていたっていいよね、と自分に言い聞かせてます。