私は姿勢が悪いです。
猫背です。
そのせいもあって、ずーっと肩こり、首こり、肩甲骨回りの緊張、背中の緊張があって頭や歯まで痛くなります。(病院で調べたわけではないので確証はありません。あくまでも私の場合です。)
本当に辛くて、猫背矯正ベルトを買ったこともありますが選んだ商品が私にあっていなかったようで使い続けることができませんでした。(体の他の部分が痛くなってしまいました。)
いつからこんなに猫背になってしまったのかな、と何気なく考えた時にハッと気づいたことがあります。
私は小学生の頃から座高が高くて、その当時は自分では全く気にしていなかったのですが、ある時、姉に言われたんです。
「座高高いよね」と。
それが私が座高の高さを気にし始めた最初の言葉でした。
それからは身体測定で座高の計測があるたび憂鬱で、友達にもバカにされるんじゃないかと冷や冷やしましたし、席替えで前の席になってしまったときは後ろの席のクラスメートが私の座高のせいで黒板が見えなくて迷惑をしているんじゃないかと、いつもいつも背中を丸めて少しでも座高を低く見せようと必死でした。
たぶんそんなことをしているうちに、私の身体は猫背を覚えてしまったのでしょうね。
学生の頃はそんなに体の不調は感じていなかったけれど、大人になるにつれて歪んだ姿勢のせいで辛い日々が続くようになってしまいました。
今思えば、姉のあの一言はそこまで悪気はなかったんだと思います。
きっと軽い気持ちでの冷やかしと言う感じだったんだろうなと思います。
でも、私はたったその一言でコンプレックスになってしまって自分の綺麗だった姿勢を失ってしまいました。
そう考えると、言葉の持つ力って大きいなと思います。
人から言われたことって良いことも悪いことも、結構ずーっと覚えてますよね。
それに反して自分が放った言葉は覚えていないこともある。
私だって今までに無意識で人を傷つけるような言葉を発していたかもしれません。
自分の子供たちに関しては感情に任せて、暴言を吐いてしまうこともあります。
自分では軽い気持ちで言ってしまった言葉でも、言われた方はひどく傷つくこともある。
そんなことに改めて気づきました。
自分が身をもって体験したことは、これからの自分の人生の良い方へと意識して取り組んでいきたいと思いました。
そして自分自身にも出来るだけネガティブな言葉は投げかけないように意識したいと思いました。
言葉、気をつけよう。