数日前、娘から「実は体育帽子を無くしちゃって」と報告がありました。
話を聞くと、ちゃんと担任の先生に相談をしていて先生からは「前見たく大掃除をしたら（以前も物を無くした経験あり）出てくるかもしれないから、ちょっと様子を見ましょう」と言われて、様子を見ているところだと教えてくれました。
出てきたらいいな、と大掃除の日まで待っていようと思っていたのですが、仕事中、娘の学校から着信がありました。
「どうしたんだろう？」と思い出てみると、娘の体育帽子のことでした。
《娘の体育帽子が見つかったが、クラスのお友達が娘の名前を黒いペンで塗りつぶし、自分の名前を書いて使っていた》
とのことでした。
これを聞いたとき思わず冷静さを失いかけました。
え？こんなことってある？
小学一年生がそんなことできちゃうの？
と驚いたんです。
（※決して否定をしているわけではありません。逆に関心した、と言うとおかしいかもですが、どちらかと言うと関心したんです。）
電話口の先生は申し訳なさそうでした。
これから相手方の親御さんに確認してもらって結果をお知らせします、と言う事で電話をいったん切りました。
小学生になるといろいろなことがあるな～、親も一生懸命ついていかないと…と息切れしそうな気持ちでお電話を待つことにしました。
それから２時間後ぐらいに、再度学校から着信があり先生から報告を受けました。
体育帽子の弁償をさせてもらいたい。
電話で直接お詫びを言いたい。
と言うことでした。
この騒動でその子もきっと自分が悪いことをしたと言う事がわかっただろうし、反省もしているだろうと思ったので、お詫びのお電話をいただくことは丁重にお断りして、体育帽子だけ申し訳ないのですが、弁償をしていただく。
と言う事で解決させてもらいました。
まさかうちの子の帽子がそんなことになるなんて本当にビックリしましたが、一件落着しました。
その子の親御さんもどんな気持ちで学校へ向かったのか、どんな気持ちで我が子のしたことを受け止めたのか、もし自分だったら…と考えると胸が押しつぶされそうです。
今回はうちの子が「された側」でしたけど、今後、立場が逆になることがあるかもしれない。
そう思うと怖いですが、そうならなことを信じて、もしそういうときが来たらきちんと対応したいと思います。
我が子にも相手の方にも。
